サラリーマンが格安SIMを使おうとするとダメな理由

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数年前から存在する格安SIM。大手キャリア(MNO)から仮想移動体通信事業者(MVNO)に一定の帯域を貸し出し、その帯域をMVNOが再販することで安く携帯電話回線を提供できるというものです。
わずかな実店舗か、そもそも実店舗を持たずに回線を提供できるため、通信コストが削減できるのが特徴です。

でも、目先の通信コストに釣られてはいけません。特に会社員の場合は格安SIMに安易に移行すると後で痛い目を見ます1)ただし、サブブランドは例外。

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格安SIMは通信が集中すると遅い

ビジネスモデル上、格安SIMは大手キャリアから帯域を購入して再販するという形になります。容量ではありません
これがミソで、データが流れるトンネルをイメージしていただければわかりやすいかと思います。

通信事業者(MVNO)はトンネルの広さに基づく契約を行いエンドユーザーに再販します。エンドユーザーはそのトンネルに流すデータの量に基づく契約です。
トンネルの広さはそう簡単に広げられず、無理に広げてスカスカになれば通信事業者が大損をします。したがって、トンネルの広さには限度がありそう簡単に広がることはありません。

特に平日昼間の12時台は格段に遅くなります。速度制限がかかった状態か、それ未満の速度しか出ないか、あるいは事実上切断されることもあります。
会社員がお昼休みでスマホを使い出すため、通信が一気に集中するためです。
一方でそれ以外の時間帯は空いています。一般的な会社員であれば勤務時間中はスマホを弄れないため、当然ではあるのですが。

雇われ会社員はピークシフトができない

いわゆる雇われ会社員の場合、休憩時間は定められており変更することは許されないことがほとんどです。ピークシフトをしたくても会社が許しません
したがって、休憩時間はいつも格安SIMの混雑に悩まされることになります。時間を変えたくても、雇われ会社員で許されることはまずありません。
また、会社に無線LANが存在しても、一般的にセキュリティ上の理由から個人利用が禁止されていることがほとんどです。したがって、Wi-Fiを使用して回避することもできません。

別のキャリア回線を契約すれば使えなくもないですが、料金を抑えるために契約した格安SIMとの二重払いとなり本末転倒です。

会社員は格安SIMの利用には向かない

利用できる時間帯が強制的に制限される雇われ会社員の場合、格安SIMの利用には向きません。
例外的に夜勤であれば空いている時間帯に使えるかもしれませんが、一般的には人間の活動時間帯は昼間です。常に夜勤ということは考えづらいです。
昼休みに一切スマホを使わないという生活ができれば使えなくもないですが、そうなると昼休みの楽しみが減ってしまいますよね。

例外:サブブランド

UQモバイルおよびYモバイルに関しては例外で、12時台でも必要十分な速度が出るため移転の候補に入ります。

格安SIMは誰が使うもの?

と考えてみると、該当するのは学生もしくは専業主婦あたりです。
会社員と異なり、混雑時間帯を回避してスマホを利用できるためです。

会社員は大手キャリアにとどまっている方がよい

上述の理由から、昼休みにスマホをほとんど使えない状態でも構わない限りは、一般的な雇われ会社員は格安SIMを使うべきではありません。
常に休憩時間が混雑時間帯と衝突してしまうために、格安SIMではまともに利用することができません。したがって、大手キャリアにとどまっているほうがよいです。
ただし、例外的にサブブランドに関しては必要十分な速度が出ることから選択肢に入ります。

References   [ + ]

1. ただし、サブブランドは例外。
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