Linodeインスタンスをスケールダウン(縮小)する

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クラウドとVPSの境目が曖昧となっていますが、クラウド型VPSではサーバーのスケールアップ(増強)が可能です。
ですが、いつまでも需要が右肩上がりとは限らず、また一時的にスケールアップした場合はその後小さくしたい場合もあります。
(インスタンスが不必要に大きい場合、縮小を行うことで料金を節約できます)

クラウド型VPSの1つであるLinodeであれば、比較的簡単な操作でスケールダウンを実行することができます。

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開始する前に

スケールダウンを行う前に、次の事項を確認してください。

バックアップを実施すること

このスケールダウンはデータの損失無しに実行できますが、不測の事態によりブロックストレージが破損する可能性もあるため、実行する前にバックアップを外部に作成してください。

ディスク使用量が変更後のプラン以下であること

ディスクの縮小を伴うため、使用量が多い場合は縮小ができずスケールダウンを行えない場合があります。
使用量が変更後のプランのディスク容量を超える場合は、ファイルを削除して縮小できるだけの空き領域を確保してください。

縮小したいインスタンスのファイルシステムがext4またはext3であること

インスタンスに接続されたブロックストレージのファイルシステムがext4またはext3でない場合、Linode Managerからディスクの縮小操作を行えず、再構築が必要になります。

ミドルウェアの設定値が適切に設定し直されていること

メモリの減少を伴うスケールダウンを実施する場合、スケールダウン後のメモリに準じてApacheやMySQLの設定値を設定し直すことをお勧めします。

手順

事前の確認ができたら、スケールダウンを実施します。

1. ディスクの縮小を実施する

変更後のプランに収まるよう、ディスクの縮小を実施します。
スケールアップ時は自動的に行われますが、スケールダウン時は自動では行われません。以下の手順に従って、ディスクの縮小操作を実施してください。

ディスクの縮小を行う前に、インスタンスを停止する必要があります。Linode ManagerからPower Offを実施してください。

Power Offを行うと、ディスク容量の編集を行えるようになります。一般的にはルートボリューム+スワップの構成となりますので、このうちルートボリュームの縮小を実施します。
Advancedタブから、Disksを確認します。ルートボリュームとして割り当てられているボリュームのResizeを選択します。

Linodeでは、1GBは1024MBです。これを基に、変更後のプランに収まるように自分で容量を計算し、変更後のディスク容量を入力します。
例えば、51200MBを20480MBに縮小する場合、入力する値は20480です。

Resizeをクリックすると、ディスクの縮小が開始されます。縮小には容量に応じて時間がかかります。
しばらく待って、変更後の容量が適用されていればディスクの縮小は完了です。

2. スケールダウンを実施する

ディスクの縮小が完了したら、あとは新しいプランを選択すれば完了です。
Resizeタブから、目的のインスタンスサイズを選択し、Resizeをクリックします。

リサイズ完了後は、インスタンスの状態はリサイズ前の状態です。今回はディスクの縮小のためにいったんPower Offしていますので、Power Onを行う必要があります。
インスタンスが正常に起動してくればリサイズは完了です。変更後のスペックで起動してきているはずです。

リサイズ後の料金に関して

インスタンスをリサイズした場合、料金は次のように計算されます。
・リサイズを実施した時点から、新しいプランの時間課金に変更されます。端数は1時間単位で切り上げられます。
・無料転送枠は、リサイズ後のプランに応じて比例計算が行われます。

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