メモリのフォームファクタ「TSOP」とは?

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Windows8以降に搭載されるタスクマネージャーでは、メモリのフォームファクタが表示されます。
これは大抵はDIMMもしくはSODIMMとなりますが、まれにTSOPと表示される機種があります。今回購入したパソコンがTSOPとなっていましたが、これはいったい何なのでしょうか。

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TSOPとは

Thin Small Outline Packageの略で、非常に薄く設計されたICチップのことを指します。一般的にチップの厚さは1mm以下です。
その性質上、TSOPは基板に直付けされており、ユーザー側での交換は一般的に不可能です。
以下の画像はパブリックドメイン画像となりますが、TSOPは次のようなものを指します。

メモリの増設や交換について

メモリのフォームファクタが「TSOP」となっているパソコンでは、メモリがマザーボードに直付けされている性質上、後からメモリを増設したり交換したりすることができません。
もし空きスロットが表示されていても、TSOPの場合一般的なDIMMおよびSO-DIMM規格のメモリは使用できませんので後からの増設は事実上不可能です。メモリ自体が専用品であるためです。

オンボードメモリ(マザーボード直付け)となっている機種すべてでTSOPと表示されるわけではありません。
機種によってはオンボードメモリでもDIMMやSODIMMと表示されるため、最終的なハードウェア仕様に関してはご利用の機種の仕様書をご確認ください。

TSOPとそれ以外のオンボードメモリ機種の違い

フォームファクタがTSOPの場合、メモリ自体が専用に設計されたICチップであるため、メモリ単体での交換や他機種との交換等が著しく困難となっています。
DIMMやSODIMMにもかかわらずメモリの増設や交換ができない仕様になっている場合、メモリが半田付けされているか、あるいは容易にアクセスできない場所に装着されている可能性があります。この場合、メモリ自体は一般的なDIMMおよびSODIMMのものを使用することが可能な可能性はあります。

ただし、いずれにしてもメモリの増設や交換は構造上想定されていないため、無理に増設や交換を試みようとするとデバイスを物理的に破壊してしまう恐れがあります。
DIMMやSODIMMフォームファクタであったとしても、基本的には上記の理由から自力でのメモリの増設や交換を試みることはおすすめしません。

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